冬の夜のにおい
気持ちのいい眠りから
ふと意識が目覚め
枕元の携帯で時間を確認する
かなり眠った気がしたが
まだ夜中の2:16分
夜なのにかなり風が出ているみたい
隙間風だらけの我が家では
窓や扉のアソビの分だけカタカタ・ゴトゴトと音を立てている
窓の外ではギュォ~~~という風の音
誰かのバイクにかぶせたカバーがバタバタとたなびく音
11月というのに思ったほど寒くもないみたいだ
目ざめたついでにトイレを済ませ
床に戻ろうとしたが
何やら外が気になった
今夜はダーリンも出張でおらず一人きりな事もあって
カーテンを開け外をのぞく
空は晴れている
けど、星はあまり見えない
ああ・・・メガネかけてないからね
せっかく起きたので“星くらい眺めてみよう”と思ったのは
子供のころの体験のせいだ
小学生の頃、やはり丑三つ時に目が覚めてベランダから空を眺めると
まるで天の川の真下にいるかのような
星の数にビックリした
しばし、眺めているとあちこちに流れ星も見えたり
こんな場所でも、これだけの星があるんだ
普段は明るすぎて見えないだけなんだぁ~
と感動した
もしかしたら、またあの時のような景色を見られるかもしれないという
淡い期待を抱いてしまうのだ

残念ながらメガネをかけてみてもあまり星は見ることができなかった
しかし、意外に温かい
通り過ぎる風も何やら気持ちいい
まだ、半分夢見がちな意識のなかで
何やらとても心地よい
ああ・・・懐かしい匂い
この匂いを嗅いだのはいつだったかな・・・
そうそう、昔は頻繁に嗅いでいた同じ匂い
冬の夜の匂いだ
私は3人兄弟の中の紅一点だったので
一部屋を与えられていた
みんなが“寒くて暗い”と忌み嫌う部屋だったけど
私には落ち着く部屋だった
玄関やトイレ、お風呂場の隣の部屋で
みんなのいる広間とはふすま2枚で間仕切りされている
みんなに迷惑が及ばないことをいいことに
真冬でも窓を開けて寝ることが多かった
冬の夜の匂いが好きだった
それに掃出しの窓を開けて、窓際に枕を置いて寝れば
星を観ながら眠れるのだ
何とも懐かしい
小・中学生のころは夜道をよく一人で歩いたものだ
そんな時も同じような匂いがした
たぶん夕食を終え、好きなTV番組が終わってから
散歩に出たのだと思う
何気なしに団地内を歩き
時には高い擁壁沿いに歩き
眺めの良い場所に腰を下ろしてボケ~っとしたり
時には山道を歩いたりしたものだ
今思えば、何と無謀なことをしていたのか!
昔はよかったな
今では女一人で夜道をブラブラ歩くなんて
不安になって全然楽しめそうもない
お化けよりも人間の方がよっぽど怖いのだから
そうそう・・・20代のころスキーに行ったあの時も
この匂いがしたなぁ
などと、走馬灯のように思い出す
匂いひとつですっかり忘れていたことを思い出すのは
とても不思議だ
夜はたいていの人は眠りにつくから
人間臭くないのだろう
たまに遠くからバイクのエンジン音なんかも聞こえてくるけど
出来れば風が奏でる音だけを聞いていたいな
しばし、窓際に腰を下ろしてウトウトしていたが
このままでは風邪をひきそうなので
窓を開けたまま床に戻る
床につくと、全く夜の匂いはわからなくなった
フムフム・・・我が家は人の匂いが充満しているのだなぁと実感
匂いを懐かしむのは終わりにして
窓を閉めて再び眠りについた
ふと意識が目覚め
枕元の携帯で時間を確認する
かなり眠った気がしたが
まだ夜中の2:16分
夜なのにかなり風が出ているみたい
隙間風だらけの我が家では
窓や扉のアソビの分だけカタカタ・ゴトゴトと音を立てている
窓の外ではギュォ~~~という風の音
誰かのバイクにかぶせたカバーがバタバタとたなびく音
11月というのに思ったほど寒くもないみたいだ
目ざめたついでにトイレを済ませ
床に戻ろうとしたが
何やら外が気になった
今夜はダーリンも出張でおらず一人きりな事もあって
カーテンを開け外をのぞく
空は晴れている
けど、星はあまり見えない
ああ・・・メガネかけてないからね
せっかく起きたので“星くらい眺めてみよう”と思ったのは
子供のころの体験のせいだ
小学生の頃、やはり丑三つ時に目が覚めてベランダから空を眺めると
まるで天の川の真下にいるかのような
星の数にビックリした
しばし、眺めているとあちこちに流れ星も見えたり
こんな場所でも、これだけの星があるんだ
普段は明るすぎて見えないだけなんだぁ~
と感動した
もしかしたら、またあの時のような景色を見られるかもしれないという
淡い期待を抱いてしまうのだ

残念ながらメガネをかけてみてもあまり星は見ることができなかった
しかし、意外に温かい
通り過ぎる風も何やら気持ちいい
まだ、半分夢見がちな意識のなかで
何やらとても心地よい
ああ・・・懐かしい匂い
この匂いを嗅いだのはいつだったかな・・・
そうそう、昔は頻繁に嗅いでいた同じ匂い
冬の夜の匂いだ
私は3人兄弟の中の紅一点だったので
一部屋を与えられていた
みんなが“寒くて暗い”と忌み嫌う部屋だったけど
私には落ち着く部屋だった
玄関やトイレ、お風呂場の隣の部屋で
みんなのいる広間とはふすま2枚で間仕切りされている
みんなに迷惑が及ばないことをいいことに
真冬でも窓を開けて寝ることが多かった
冬の夜の匂いが好きだった
それに掃出しの窓を開けて、窓際に枕を置いて寝れば
星を観ながら眠れるのだ
何とも懐かしい
小・中学生のころは夜道をよく一人で歩いたものだ
そんな時も同じような匂いがした
たぶん夕食を終え、好きなTV番組が終わってから
散歩に出たのだと思う
何気なしに団地内を歩き
時には高い擁壁沿いに歩き
眺めの良い場所に腰を下ろしてボケ~っとしたり
時には山道を歩いたりしたものだ
今思えば、何と無謀なことをしていたのか!
昔はよかったな
今では女一人で夜道をブラブラ歩くなんて
不安になって全然楽しめそうもない
お化けよりも人間の方がよっぽど怖いのだから
そうそう・・・20代のころスキーに行ったあの時も
この匂いがしたなぁ
などと、走馬灯のように思い出す
匂いひとつですっかり忘れていたことを思い出すのは
とても不思議だ
夜はたいていの人は眠りにつくから
人間臭くないのだろう
たまに遠くからバイクのエンジン音なんかも聞こえてくるけど
出来れば風が奏でる音だけを聞いていたいな
しばし、窓際に腰を下ろしてウトウトしていたが
このままでは風邪をひきそうなので
窓を開けたまま床に戻る
床につくと、全く夜の匂いはわからなくなった
フムフム・・・我が家は人の匂いが充満しているのだなぁと実感
匂いを懐かしむのは終わりにして
窓を閉めて再び眠りについた
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